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暁のヨナ・アルスラーン戦記・サイコパス・コードギアス・銀魂・殺戮の天使、などが大好きなクソニートによるクソブログ。

【暁のヨナ】最新24巻、ネタバレ感想と考察まとめ!ヨナ史上最高の巻かも

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暁のヨナ 24 (花とゆめCOMICS)

暁のヨナ 24 (花とゆめCOMICS)

 

 

突然ですが、読み終わった感想言わせて下さい。


「この内容、このボリュームで463円って安すぎィ!!」

というのも、コミックス派の私は本誌の「花とゆめ」を買っていないので。たったの463円で読んでしまって、申し訳ない気持ちになりました…。

そのくらいキャラエピソードも物語の進展具合も大満足の内容です!

内表紙はジェハ。
ジェハ好きとしてはこの上なく嬉しいですねw
晩酌中ってのがまた大人の色気を醸してて…
さりげなく後ろ髪を解いてる辺りもポイント高し…
さすが草凪先生、ファンのツボを熟知していらっしゃる。

そして本編ではハクとヨナに一大事件が…w

では暁のヨナ24巻感想&考察まとめ、下へスクロールしてどうぞ。






暁のヨナ」24巻セリフネタバレと感想

前回の続き。
ヨナ、ハク、ヴォルド、アルギラが高華国の裏の情報屋・オギの元を訪れたシーンからスタートですね。

 

 

✽オギ 『確信してたわけじゃない、でも…まさか…』

オギさんが一番考えたくなかったであろう最悪のケース。
スウォンがイル王を弑逆した仮説が、ヨナとハクの登場で確信に変わってしまいました。
そりゃ冷や汗もかきますよね…。
というかオギさん、ハクはともかくスウォンの正体も知ってたのか。 その上で何も知らないフリしてウォンと付き合ってたとか、めっちゃ良い人だなw
でも真実を知っちゃいましたから…。 やばいよオギさん、消されちゃうかもよ(んなわけ

 

✽ミザリ『なんです今の?緑の脚が巨大化しました』 ✽ジェハ『お楽しみいただけたかな?』

以前、ハク達に靴を脱がされそうになった時は「うっ…汚され(ry」と抵抗しまくったジェハ。
あんだけ脚見られるの嫌がってたのに、今回はあっさり披露しました。 それも見世物として。
仲間(ゼノ)が傷つくことに比べたら、「自分のプライドになんて構ってられない」 と言わんばかりの潔さに胸が熱くなりました。
自分より仲間を優先できるからこそ、仲間が苦しむ時に助けてあげられる。 逆に自分が苦しい時は、仲間が自分を助けてくれる。
そうやって互いを大切にしながら助け合える彼らのような関係性って、とても素敵だと思います。

 

✽ジュンギ『スウォン様、あそこに居るのが私の娘、リリでございます』

ジュンギ将軍の娘ゴリ押しは以前から健在(笑) 親バカにも程があるぞw
しかしその親バカっぷりが影響してか、スウォンとリリのフラグが乱立しまくってまして、正直困惑しました。
もしかして、最終的にくっつくんですかね…?
ジュンギ将軍の思いとは裏腹に 「貴方の事はそういう対象として見てない」「ありえない」 と言い合う2人の姿がおもしろかったのですがw
個人的にはスウォンとリリにはこの関係性でいて欲しいな、と思ったり。

ミンス『スウォン陛下はいらっしゃいません』

ミンス―――ッッ!!!!!生きてたんかワレ!!
草凪先生もコメント欄で言及されてましたが、 アニメで射抜かれまくった印象が強くて、てっきり死んだかと…。
でも言われてみれば、原作では矢は1本しか当たってなかったですねw
死体の状態が描かれていない限り、安易に死亡判定をしちゃいけないな。

 

✽オギ『目がクリクリして可愛い、赤い髪の女の子を探してくださいって、ウォンがまとめてた。信じられねぇよ、あんなに仲良かったお前らが…』

止めてくれオギ、その精神攻撃はオレに効く。

なんで今そんな話をするんだ?
オギさん、あなたいま意図せずこのヨナとハクの心を締め付けてるんですよ。この時の 2人の顔が「悲しい」だけじゃ言い表せないほど痛々しくて、見てられませんでした。
 オギさんにとってのスウォンのイメージってあの頃からひとつも変わってないんですよね。
だから、たあいのない世間話みたいに、ヨナやハクの前でこんな思い出話をしちゃったのかな…。

 

✽ヨナ『私、あの時あなたに助けられたお礼を…』

ミンスに再開してすぐお礼を口にするヨナ…。
もう散々見せつけられたから分かってるけど、 ユンと出会った時に比べると本当成長しました。 謎の親心が芽生えました(笑)

 

✽スウォン『要求に応じるつもりはない』

この一刀両断っぷりよ。
スウォンの覚悟が窺い知れるところでもありますが、 スウォンってこんな奴だったっけ…?
話くらい聞いてくれても良くないか? ヨナと対話したら自分の決意が鈍るから、面会謝絶にしたのだろうか?

 

ミンス『私はイル陛下の傍仕えをする前はスウォン様のお屋敷でお世話になっていたんです』

今明かされる衝撃の事実!
ミンスは以前から、スウォンと彼の屋敷の関係者と顔なじみだったんですね。 その中にはあのケイシュク参謀も…。
だから軽い気持ちで、彼に王宮の内情を漏らしてしまったらしい。
もしかすると、ユホン一派は最初からミンスをスパイとして傍仕えに行かせたのかもしれない。

 

ミンス『傍仕えとしての無自覚が、こんな事になってしまうなんて』

ミンスミンスで、あの夜からずっと罪の意識に苛まれていました。
彼の表情からは、後悔と自責の念がひしひし伝わって来る…。
そんなミンスを救ったのが、ヨナの一言でした。

 

✽ヨナ『あなたの父上への思いが嘘でないなら私はそれだけでいい。どんな形でも遭いに来てくれてありがとう』

女神が降臨なすったぞ。

ヨナのたった一言。
それだけでミンスの心は救われました。
後悔は消えずとも、ミンスは執拗に自分を責め続けるのを止められたのではないだろうか。
 何よりこのシーンのヨナが聖女of聖女すぎる。
「光」を通り越して神々しかったぞ。

 

ミンス(イル陛下、私は今、あなたと姫様の話がしたいです)

止めてくれミンス、その精神攻撃もオレに効く。
ここで先王・イルを出してくるなんて卑怯!
しかも、ミンスの喋り口調が語りかけるような超自然体……。
絶対に叶わない事だって分かってるのに、 そう思わずにはいられなかったんですね。 ハクと同じで、彼も心からイル王を敬愛していたひとりだったんです。 泣いた。

ミンス『そのためにまたあの方を苦しめることになっても…?』
✽スウォン『…いち個人を優先する国は滅びます』

ここ、2人の会話が成り立っているようで成り立ってません…。
高華国を他国に侵略されない強国にする、というスウォンの意志はブレませんが、 彼の返事は「答え」になっていません。
ミンスはヨナの事を聞いているのに、スウォンは国の大事を口にしてます。
話はちょっと逸れますが、ジェレミ・ベンサムの言葉でアニメ『PSYCHO-PASS』にも出てきた「最大多数の最大幸福」って言葉を思い出しました。 全員が幸福になるのは無理だから、 少数の犠牲があっても多数が幸福になれば全体的な幸福につながるよね、的な思想です。
まさしくスウォンの考えだなぁ、と。 そして「多少の犠牲」にはヨナやハクだけでなく、彼自身も入っている。
覚悟といえば聞こえはいいですが、 そんなスウォンの異常さというか、 自分をも切り捨てる常人離れした側面が浮き彫りになったかな、と思います。

✽ハク『風の部族に協力を頼む』 

秘技・困ったときのじっちゃん頼み!!
ついにムンドクの言葉が回収される時がキタ――(゚∀゚)――!!
ヨナが躊躇う気持ちも分かります。でもよく考えてみなはれ。 相手はあの孫バカですよ。 風の部族がヨナやハクに手を貸すことは命取りな行動に違いありません。 でもそれ以上に、ハクやヨナが自分を頼ってくれたと知ったら、ムンドクや風の部族は心底喜んで手を貸すと思います(笑)

 

✽オギ『お前らを裏切ったウォンがどうも納得いかなくて胸がザワついてる』

これ大半の読者さんが同じことを思っていたのではなかろうか?
そうなんですよ、ヨナを裏切った直後からのスウォンの行動が全部 彼らしくないんですよ。
オギさん目にも、ヨナやハクと同じように スウォンが仲間を裏切るような人間には見えなかったんですね。
もしかするとスウォンは「裏切りたくて裏切ったわけではないのかもしれない…」。 自分の理想を現実にする過程でそうせざるを得なかったのではないか?と。
そんな想像や、以前の姿からは説明のつかないスウォンの言動が、 オギさんの「胸のザワつき」につながっているのでしょう。

 

✽ヨナ『これでどうかしら?』 

ここでついに!ついにヨナが簪を手放しました!!
これほどまでの簪の有効活用を、私は見たことがない(笑)
しかもヨナさん、これみよがしにハクに見せつけながら簪差し出しててワロタw
そしてハク、動揺してる場合じゃない。気づいてくれ。
ヨナ姫の行動には、オギに対価を支払う以上の、大きな意味が込められている事に。

 

✽ヨナ『私はスウォンの…空の部族2万の進軍を遅らせる』 

覚悟を感じさせる表情で、それなのにサラッと 「2万の進軍を遅らせる」とか言えちゃう度胸と肝っ玉がカッコいいヨナさん。
何回読者を惚れさせれば気が済むんだこの姫様は。

 

✽ハク『大事なことが全部吹っ飛ぶじゃねーか、ばかやろう』 

何が起こったのか、簡単に説明すると ページをめくったらヨナさんがハクにキスしようとしていた(爆)
ビックリしすぎてむせちゃいましたw
ハクも大概おどろいてましたが、それと同じかそれ以上に読者も驚いたよ。 ヨナの無意識アタックすごい。

 ✽ヨナ(何をしているのヨナ…) 

そしてハクと別れたヨナはひとり赤面するのであった(クソかわいい)
なにこのギャップ! ついさっき「2万の軍の進軍遅らせてくるわ」って言った人と同じ人に見えないんですけど!
自分の行いを必死に忘れようとして、 でも忘れられるはずもなくて、頭の中が混乱しているヨナ…… かわいすぎかよ。

 

✽風の部族『ハク様の言葉は絶対!!!』 

風の部族のハクに対する忠誠心が凄い。ハチ公か君ら。
先王イルに対するムンドクといい、 ヨナに対するハクといい、 風の部族は忠犬気質なんですかね? そもそもハクに忠誠心抱く要素ってありますか? 高華の雷獣と謳われる「最強の武人」。 若くして族長になった男。 正義感も強くて、面倒見も良くて、 兄貴みたいな存在で 超絶美形で…… (むしろ忠誠心抱かない方がおかしかった)

 

✽ヨナ『テジュン、お久しぶりね』 

空の部族進行を遅らせるためにヨナが助力を求めたのは火の部族長の弟、テジュンでした。 なるほど、地位と権力を持つ人間はこうやって使うのか←
ヨナに会えて嬉し涙&鼻水垂れ流しのテジュンもかわいいw

 

 ✽テジュン『火の部族長補佐役カン・テジュン。そのお役目見事果たして御覧に入れましょう』 

おかしい…テジュンが一瞬イケメンに見えたぞ。
 お前は本当にテジュンか? 私の目が疲れているのか?(失礼

 ✽ヨナ『無理を聞いてくれてありがとう』
✽テジュン『――ご心配には及びません』
 

 【朗報】ヨナ姫の無理を聞くと抱擁してもらえる事が判明
無理を聞いたご褒美が抱擁とか、ヨナさんほんと男泣かせですわ…。
この点、男性キャラとして「暁のヨナ」に生み出されたら抗う術がないですからね。 作中チートのハク、四龍、ユンも攻略されましたから間違いない。
…ていうか、言いたかったのはそういう事じゃなくて(軌道修正)
前述の通りここでヨナがテジュンにハグするんですけど、 流れの4コマでテジュンのヨナに対する想いが 恋愛感情から「敬愛」「親愛」に変わった印象を受けました。
最初はビックリして、次に赤面して、優しい顔になって、覚悟を決めた顔になって… と表情も変化していった様な。
いや、私の思い過ごしかもしれませんが(笑)
これについては次にテジュンがヨナに再開した時、答え合わせできたら嬉しいです。

 

ミンス『この方は城を出られて一体何を成して来られたのだろう』 

強い意志を持って行動するヨナに、畏怖の念すら覚えるミンス。 彼が目にしたのは、王宮生活に甘んじていたあの頃のヨナ姫ではありませんでした。
なんたって城を出てから 断崖絶壁に挑まされ、海賊を討ち果たし、山賊に成りすまし、麻薬の元締めに一撃を与え、軍隊相手に勇ましく挑み、一時的に奴隷として酷使されて驚異的な成長を遂げた上に、敵国の将と交渉して2つの国の運命を背負って絶賛爆走中の姫様ですからね。(長い)

✽ハク『そんな風に育てた覚えはありませんよ』 

風の部族のピンチに颯爽と現れたハク! アヤメも見とれてしまう程カッコよかったけど、そのドヤ顔はなにww
「育てた」のはムンドクだろう… いや、育て親目線になるぐらいハクが幼少期からテウ達の面倒見てた事は想像に容易いけども(そういう事じゃない

✽ヴォルド『えっ恋人じゃない…!?じゃああれ、あれは…なに?』 

ヨナさんがあんな事するから、ヴォルドも勘違いしてたw
そうなんですよ、恋仲じゃないんですよ(今のところ)。
というか「あれ」を見て ヨナの気持ちに気づかないヴォルドもかなり鈍感かと。 そういやタオ姫の時もその片鱗が……。
ちょっとはジェハやゼノやユンを見習えw

 

✽スウォン(平穏に生きて幸福に死んでゆくつもりなんてない) 

サラッととんでもない本音を出してきました。
一人でそんな事を考えていたのか、スウォン…。
このシーンを見てすごく悲しい気持ちになりましたよ。 それでいいのか? 国が平和になっても、その時のスウォンや彼が切り捨てた人が不幸だったら、本末転倒なのでは…?
バッドエンドまっしぐらですよ。
誰か高華国だけじゃなくてスウォンも助けてあげてくれ…

 

✽ヨナ(水の部族軍が…出てくる) 

ヨナがついに、スウォンの思考を読み取れるようになりました。 今までスウォンの考えを正確に理解して先読みできるのはハクだけだったのに…。 ヨナの成長が止まりません。

 

✽真国の兵士『今の話は本当なんですか?コウレン姫は我々を道連れに…』 

五星を頼みの綱にしている点も踏まえて、真国の兵士や民達はあくまで「高華国に勝つ」つもりだったらしい。 そしてコウレンも同じ考えだ思っていた。 でも実際には…。
コウレンは玉砕覚悟だったのです。

 

✽ミザリ『だってこの人達、そんなに言うなら強いのかなって』

あ―――ミザリ!!!やってしまったな!
自軍の兵士を味方の目の前で斬り捨てるとは、 相変わらず自由奔放なヤツだ! いつでも自分の心に正直な君のことが私は好きになってきたぞ!←
あと、同じような方いますでしょうか?
敵が意図せず主人公サイドを持ち上げてくれる展開… ここでいうミザリが客観的に四龍の実力を認めている言動が好きです。
というわけで、私の中のミザリ株が急上昇した一コマあった。

 

✽アヤメ『領土なんてクソほどどうでもいいわボケっ!!』 

いつかハクが「うちの里にはいい女が山ほど居たからな、見慣れてる」って言ってましたが、 確かにいい女だ(グヘヘヘ)
そういやアヤメさん、2巻にも登場してましたよね?
ハクに「いい女」認定されてた様な…w

 

✽ミザリ『戦でみんなは死ぬけれど、コウレン様が最後にはきっと笑って下さるはずだから』

忠誠心と狂気に満ち溢れたミザリの言葉。
それを聞いたコウレンの表情は歪んでいき… 自身が成そうとしている事の愚かさに気づいていく描写に、グっときました。
思わず「うわぁ……(´・言・`)」って言っちゃったぞw
ミザリは主君に対しても変に気を使わないし、 思ったことが口に出ちゃうタイプです。 だからこそコウレンは、彼の的を射た発言にハッとさせられたのかな、と。
忠実で主の命令に絶対服従!みたいなイボジにはおそれくこれができない。 主君が道を踏み外した時でもそのまま従っちゃいそうなので、 客観的な意見を述べてくれるミザリはある意味臣下として優秀です。リスクはデカいですけどね。
という事でミザリ◎、イボジ△(なんでや(イボジでもないし

 

✽ケイシュク『構わん、殺せ』 

ケイシュクさん、またヨナを葬ろうとしてる…。
ヨナを殺そうとしてるのって、生存してるキャラの中では彼だけなんですよね。 ジュドもグンテも、スウォンでさえ彼女は殺そうとしないのに…。 ヨナと遭遇した時も「THE・鬼の形相」みたいなスゲェ顔してたし。
そもそもこの人、どこの誰なんだよ(笑)
目的も、スウォンに付いてる理由も分からない…。
私の中では信用ならないキャラNo.1になってますよ! ケイシュク、君は要警戒人物だ。

 

✽ヨナ『ふざけるな。それが私の父を葬ってまで得た地位でやりたかった事か』

いま「暁のヨナ」で一番カッコいいのはヨナだと思う。
眼から、言葉から、全身から緋龍オーラ出まくってますよ!!
ケイシュクが「この娘、本当にヨナ姫か!?」って内心呟いた時なんか 思わず口がニヤけてしまったからね。
ヨナを侮っていた人間達が今の彼女を見て 「コイツ、こんな芯の通った人間だったか!?」 ってなるシチュエーション、本当に好きです。

 

✽スウォン『どうしました?ケイシュク参――』 

うわああああああああああああ!!!!!(絶叫)
ここで終わるの! 次巻まで生殺し!?
あぁ、ヨナがまさか直接スウォンと交渉する事になるとは思いもしなんだ…。 いやでも、これが一番得策っちゃ得策ですよね…。 どんな会話をするんだろう……
うわぁ…続きが気になって仕方ない…(本誌買え

 

 

最後に

読み終えた勢いで投稿したTwitterが全てを物語っているので置いておきますね。

早く新刊読みたい!!!!

 

【セリフ引用】 草凪みずほ著:花とゆめ暁のヨナ」24巻より。 ※引用に関しまして問題等ございましたら、お手数ですがご連絡ください。